今日はゆりさんとえりかさんに手伝ってもらい、タロイモを掘ります。
タロイモはハワイ人の主食として食べられていましたが、今では贅沢品となっています。
農業はお金にならないと、多くのハワイ人が畑を耕さなくなってしまったからです。
特にタロイモは成長するまでに12ヶ月の時間がかかるため、なおさら育てる人が少なくなりました。
ジンジャーヒルファームにはタロイモ畑があります。
立派なタロイモが収穫できる、私の誇るべく畑です。
タロイモは非常に豊富なシリカを含み、里芋などは比べ物にならないほど、とても密度の濃いイモです。
収穫したイモは茎からイモと葉の部分を切り取り、茎の部分はまた畑に植えます。
すると切った断面からイモがまた成長するため、翌年には倍以上の大きさになって収穫できるのです。
収穫したイモは2時間かけて蒸し上げます。
また、葉も圧力鍋にかけてくたくたになるまで煮込みます。
そうしないとイモの中に豊富に含まれるシリカのガラス繊維が身体の粘膜を炒めてしまうのです。
今日は2種類のタロイモを収穫しました。一つは一番メジャーなマウイレフア、もう一つは赤い茎のウラウラクム。
みんなで食べ比べです。
タロイモはみんなの大好物。
「こんなに美味しいイモは食べたことがない」と多くの人が言います。
蒸したものをジンジャーヒルファーム特製のカシューネーズと自家製味噌を混ぜたソースにつけて食べたり、タロバーグをつくったり、タロイモバージョンのファラフェル、和風に大根との煮物や大学芋など、いろいろなメニューで楽しみます。
今日切り取った茎は、曼荼羅ガーデンの外に植えましょう。
新しいタロイモ畑をそこに作ろうと今考えています。