ジンジャーヒルファームでは、野菜を育てるのに肥料は一切使っていません。
なぜなら、栄養豊富な特製コンポストを土にたっぷり混ぜるからです。
今日はジャックとまささんの2人でたくさんのコンポストをつくってくれました。
敷地内で取れた雑草に近所からいただいてきたコーヒーチェリー、そして質の良い牛糞を何層にも重ねてしっかりと水をやります。
ここでの手間を惜しまないことが良いコンポストをつくる秘訣です。
こうしてしっかりと発酵させるとやがて豊かなしっとりとした土ができ上がります。
8年前、ジンジャーヒルファームで2年間私とともに暮らし、今、ポートランドでパーマカルチャーの先生として活躍するSara Salivanが休暇でハワイ島を訪れ、ジンジャーヒルファームにも遊びにきました。
そして今日はSaraがここで生活する若者たちにパーマカルチャーの特別講義をしてくれることになりました。今日はヨートの周りにみんなで果樹を植えながらパーマカルチャーが何かを学んでいきます。
果樹の周りに木の成長を助けるさまざまな植物を一緒に植えてギルドをつくりました。
イチジクやパパイヤの木の周りにコーンフリー、ニラ、ハイビスカスにコトックなどを植えました。
すべて食べられる植物をつかってファミリーをつくり、一つの果樹の成長を助けていく方法にパーマカルチャーを知らない日本人の生徒たちは驚いていました。
みんなで頑張って働いてくれたお陰で、ヨートの周りがより生き生きと楽しくなりました。
これらが成長してみんなで食べられる日が来るのが楽しみです。
カナダから2人のウーファーJackとMelissaがやってきました。
Melissaはパーマカルチャーと農業を学んできているので、頼もしい戦力が加わり大助かりです。
ゆりさん一人では曼荼羅ガーデンの野菜たちのお世話で手一杯でしたが、これでガーデンの外にも畑を拡大することができました。
タロイモやジャガイモ、アスパラガスの畑が新たに加わりました。
またJackはよく食べ、よく働く、いつも笑顔の青年です。
まささんと一緒にバナナの木の植え替えを一生懸命頑張ってくれています。
いつか日本に行くためにと、毎日コツコツ日本語の勉強をしているので、二人で働いているとお互いに英語と日本語の良い勉強になっているようです。